くじらの覚えがき2

おもに勉強ノート、現在ハマっていることなど、不定期で更新しています。書きかけの情報や間違った内容などが掲載されることもありますが、何卒ご容赦ください。

仏教

最近、仏教にはまっております。

救われたい、とか、何かを信じたい、とかいうことではないのです。

 

現在籍を置いている生涯学習の大学で、

今期たまたま仏教についての授業を履修したのがきっかけ。

 

ちなみに昨年会社を定年退職して、嘱託社員になりました。

あまり暇になったわけではないけれど

これからはもっと自分の時間を大切にしていきたいと思い始めたタイミング。

 

試験のための勉強をしていくなかで、

お経・仏典ってなんでこんなにたくさんあるの?

宗派によって内容が全然違うけれど、これ全部お釈迦様の言葉なの?

そもそも大乗仏教って原始仏教とどう違うの?

とか、素人ならではの疑問がボロボロ出てきたのが始まり。

 

ここ1か月くらい、図書館で本を借りたり

アマゾンで本を購入したり、自分なりにいろいろ調べてきました。

 

そして、授業の担当講師のおひとりである

頼住光子先生の「正法眼蔵入門」を読んでからは

曹洞宗創始者である道元

正法眼蔵」という著作に俄然興味を惹かれるようになりました。

 

私のような素人ではとてもそのまま読み解くことはできない

「日本思想史上最高の哲学書」でもあるそうです。

 

これからの「余生」?の時間を使って、全部で90巻近くある「正法眼蔵」を

少しずつ読み解いていきたいな、と感じました。

 

「信心」という言葉には程遠い

どちらかというと「挑戦」とか「攻略」に近い

不純な動機ではあるのですが・・・

 

アマゾンで「正法眼蔵」の口コミを見ても

私と同じように少しずつ読み解いていきたい、と思う人が多いようで

少なからず勇気づけられました。

 

ただ、1巻を読み始めたところではやくも挫折気味。

あまりにも仏教のことを知らなすぎて、

いきなり挑戦したのでは、だいぶ遠回りになりそうだと気づきました。

 

そこで素人ながら、仏教についての基本的なところをまずは勉強しておこう、

と思い立った次第です。

 

今は、インド哲学者・中村元先生の

原始仏教関連の書籍をいろいろ読み込んでいるところです。

 

まずは、原始仏教から大乗仏教が生まれていく経緯をざっくり頭に入れて

そのあと、日本に伝わってきた各大乗仏典についてざっくり頭に入れて

それから改めて「正法眼蔵」に挑戦する、

というのが、漠然と頭に描いているロードマップですが

果たしてうまくいくかどうか・・。

 

素人考えでどこまでできるかわかりませんが

興味の向くままに楽しんでみたいと思います。

 

 

●読んでいる本・読む予定の本

バウッダ[佛教] (講談社学術文庫) | 中村 元, 三枝 充悳 |本 | 通販 | Amazon

 

龍樹 (講談社学術文庫) | 中村 元 |本 | 通販 | Amazon

 

・現代語訳大乗仏典1~7 (中村元・著 / 東京書籍)

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正法眼蔵1~4 (水野 弥穂子 校注 / 岩波文庫)

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正法眼蔵 読解1~10 (森本和夫・著 / ちくま学芸文庫)

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正法眼蔵入門 (頼住光子・著 / 角川ソフィア文庫)

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